EBモデルによる集団歩行特性の検討および在来の図式解法の補正方法の提案 : EBモデル(伸縮ブロックモデル)による群衆流の解析 その2
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study is reported in the Part I of the series of this study. This paper reports the characteristics of human traffic flow using the Elastic Block Model. Study of characteristics of human traffic flow was made mainly in terms of ; (1) Spreading of human mass in process. (2) Gradual change in density. (3) Growth of crowding mass in front of a neck. Through this study, ways for correcting the conventional methods were found. By making these corrections, the results of these conventional methods were matched, which were not matched, as pointed in the Part I of this study. Further, new knowledge for "flow coefficient" was obtained through this study, which are ; (1) Flow coefficient of human mass in total becomes larger than 1.5 (person/m.s) in spreading, smaller than 1.5 after passing a neck despite it is fixed 1.5 in each part of "Elastic Block". (2) This fluctuation is a characteristics of human flow, which was found only by EB Model, reflecting the spread of human mass.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1990-07-30
著者
関連論文
- マルチエージェントモデルによる群集歩行性状の表現 : 歩行者シミュレーションシステムSimTreadの構築
- 有楽町センタ-ビル(有楽町マリオン)の防災計画
- マルチエージェントモデルによる大規模ホールにおける避難性状の予測 : 歩行者シミュレーションシステムSimTreadの実務的利用可能性の検証(建築計画)
- 5286 マルチエージェントモデルにおける歩行者密度と歩行速度および流動係数の関係の考察 : 歩行者シミュレーションシステムSimTreadの基本性能 その5(歩行者シミュレーション,建築計画I)
- 5021 マルチエージェントモデルにおける階段内歩行のモデル化 : 歩行者シミュレーションシステムSimTreadの基本性能 その2(建築計画)
- 5481 歩行者シミュレーションシステムSimTreadの基本性能 : 開口の流出先における歩行性状を考慮した流動係数の考察(避難・シミュレーション,建築計画I)
- 3132 吹抜に面する階段室の加圧遮煙の合理的設計手法(加圧防煙他, 防火)
- 高層建築物避難を想定した階段室における在館者群集の合流特性
- 5437 階段室における群集合流の実験および歩行者シミュレーションシステムSim Walkの検証(避難シミュレーション,建築計画I)
- 5012 エージェント指向シミュレータSimwalkによる待ち合わせ行動と施設配置の評価(建築計画)
- 3001 全館避難を想定した階段室における群集合流の実験(防火)
- 5424 マルチエージェントモデルによる滞留状況と流動係数の検討 : 歩行シミュレーションシステムSimWalk その2(群集流動・歩行,建築計画I)
- 5458 歩行者シミュレーションシステムSimWalk(歩行モデル・解析,建築計画I)
- 室内ゾーニング法と避難路ネットワーク法による地震時居住空間危険度診断システムの開発, 岡田成幸, 黒田誠宏, 菅正史, 55
- 3036 階段室を介した全館加圧による防排煙システムの設計事例(オーガナイズドセッション,階段室・エレベータ等の竪穴区画への給気による煙制御,防火)
- 開放式駐車場の性能的火災安全設計ケーススタディ, 南部晶子, 中道明子, 大松俊祐, 北後明彦, 野竹宏彰, 山口純一, 松山 賢, 富松太基, 大宮喜文, 萩原一郎, 田中哮義, 原田和典, 191
- 高層ホテルの性能的火災安全設計ケーススタディ, 中道明子, 南部晶子, 大松俊祐, 北後明彦, 野竹宏彰, 山口純一, 松山 賢, 富松太基, 大宮喜文, 萩原一郎, 田中哮義, 原田和典, 185
- 設計実務における避難行動予測の変遷(その4)
- 設計実務における避難行動予測の変遷 (その2)
- 設計実務における避難行動予測の変遷 (その1)
- 「避難計算のための群集歩行シミュレーションモデルの研究とそれによる避難安全性の評価」に対する討論(岡崎甚幸,松下 聡著 日本建築学会計画系論文報告集,第436号,1992年6月掲載)
- from建築計画to建築防火
- 3037 避難と煙流動に関する総合シミュレーションモデル : その2 加圧防煙システムへの適用
- 既存建物のコンバージョンにおける避難安全性能の変化とその制御 : 事務所から就寝施設への用途変更事例検証,森山修治,長谷見雄二,藤村卓矢,木船麻里恵(評論)
- 3016 高層建築物における中間避難階を利用した全館避難時の群集流動の制御(縦導線避難計画,防火)
- WTCテロ事件調査のその後 : 特に避難に関して
- 建築防災計画指針の歴史と防災計画に果たした役割(主題解説,第16回安全計画シンポジウム『建築防災計画指針』はどこへ行く,活動レポート)
- 設計実務における避難行動予測の変遷(その3)
- 評論(1)(防火規定の変遷にもとづく防火性能上の建築物の年代区分(工学的火災安全性評価法による建築物の火災リスク評価に関する研究))
- EBモデルによる集団歩行特性の検討および在来の図式解法の補正方法の提案 : EBモデル(伸縮ブロックモデル)による群衆流の解析 その2
- 避難行動予測における図式解法の問題点とEBモデルの提案 : EBモデル(伸縮ブロックモデル)による群集流の解析 その1
- 5388 防災計画の研究 : 6. 内外に圧力差がある場合の回転扉とバランス扉の流動係数
- 5387 防災計画の研究 : 5. 伸縮ブロックモデルによる群衆流の解析
- 避難シミュレーションと設計実務 : 避難計画におけるシミュレーションの意味 : 建築計画部門研究協議会 (2)
- 3029 防災計画の研究 : 4.発泡性防災ガラスの性能と適用性の検討
- 防災計画の研究 : 3.建物の火災拡大抑止性能の定量化に関する一手法の提案
- 設計の立場から(防災施設・設備の維持管理 : ホテル火災を主として,昭和58年度日本建築学会大会(北陸))
- 安全計画の立場から (建築関係法規に何を望むか)
- 防災計画の研究 : (2)グラフモデルによる避難シミュレーション法の提案 : 建築計画
- 空間の動的特性の研究 : デパートにおける入店客の各階分布モデル : 建築計画
- 防災計画の研究 : 避難関連法規とプランニングの評価に関する考察 : 建築計画
- 建築に対する科学的アプローチの研究 : ホテル計画におけるシステムズアプローチ : 建築計画
- 施設計画に関するシミュレーションの応用 : ホテルにおける車捌きの例 : 建築計画
- 1993年WTC爆破事件調査体験記 (特集 建築災害調査体験記(その3))
- 大規模空気膜構造のはじめて--東京ドームの構造と防災 (特集 建築防災はじめて物語(その1))
- 3148 マルチエージェント歩行者シミュレーターSim Treadの妥当性の検証 : 流動係数の実測値との比較およびモデルプランへの適用を通じて(避難シミュレーター,防火)
- 3147 通路上における群集流の密度と流動係数の関係の考察 : マルチエージェント歩行者シミュレーターSim Treadを用いて(避難シミュレーター,防火)
- メゾンエルメスのガラスブロック外装 (特集 素材的に見たガラスと防災)
- 大空間における火災の検出と消火--大空間用新防災システムの開発
- WTCタワー内部の状況と避難行動 (特集 ニューヨークWTCテロ災害(その2))
- 商業施設の防災計画 (特集 建築物と防災--商業施設編)
- 避難設計の検証--避難設計の検証における性能規定化への期待と現実 (特集 性能による防火設計)
- 建築保全のための建築物調査の基礎知識(5)たて穴区画の重要性について
- 建築保全のための建築物調査の基礎知識(1)建築物の維持保全
- ドーム建築における防災技術 (特集 ドーム建築の今日)
- デパート火災の変遷 (特集 20世紀の建築防災--災害と技術(2))
- 防火区画貫通部処理の重要性 (特集 防火区画貫通部)
- 3098 避難歩行流の質の定量的評価方法に関する試案 : マルチエージェント歩行者シミュレーター、SimTreadの適用を通じて(避難(1),防火)
- 3097 マルチエージェントモデルと群集実験との比較(避難(1),防火)
- 優秀賞 : 避難行動の可視化が可能にする新・津波避難計画(2012年度日本建築学会技術部門設計競技入選作品「デジタルデザイン環境によって可能になる建築・都市」)
- 創造的実践を通じた性能的建築防災計画の確立・普及・発展への先導的業績(2013年日本建築学会賞(業績))
- 3037 高層建築物における安全な全館避難のための設計と誘導方策の考察 : 歩行流の質の評価尺度QOFの適用による(避難行動,防火,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)