GMD復号法の効率的なハードウェア実装の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文はGMD復号法のハードウェア実装について検討を行う.GMD復号のアルゴリズムはいくつか提案されているが,その中から最適な誤り位置多項式と誤り数値多項式を求めるのに位置多項式の根を求める必要がない神谷によって提案されたアルゴリズムを用いて評価する.その結果,従来使われていた拡張ユークリッドアルゴリズムに基づく誤り・消失復号器とほぼ同等の回路規模によってその多項式処理が実現できることがわかった.またその処理時間は,消失位置多項式,チェンサーチによる根の探索,誤り数値の計算の部分を除いた部分に限っても,30%以上削減された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-11-01
著者
関連論文
- 超楕円曲線暗号の高速実行ハードウェア向きアルゴリズムとその実装 (代数曲線とその応用論文小特集)
- 複雑な誤りモードをもつ記憶装置向け誤り訂正符号と復号法(符号理論)
- GMD復号法の効率的なハードウェア実装の検討