コマーシャルを連係させたコンテンツ保護方式
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概要
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インターネット回線が常時接続された利用者環境において「欲しい物を欲しい量だけ」利用できる仕組みや、地上波放送同様、コンテンツと商業目的での宣伝広告情報(CM)とを連係できる機能実現がコンテンツ分野での課題となる。本論文では、リアルタイムでの映像コンテンツ利用制御を目標とし、CMと連係させた映像切り替え型のコンテンツ保護方式を提案する。具体的には、有料コンテンツ(画像)部とCM部から構成される映像コンテンツを画像単位で権利保護し、有料画像部を利用できない利用者はCM部を利用させる方式を提案する。コンテンツ提供者は、画像単位で、有料画像部の暗号鍵を設定可能とする権利保護により、不正利用防止を強化できる。又、CM提供者は有料コンテンツと一体化したCMによって、利用者側での不当なCM除去行為を困難とさせ、利用者はCM部の利用量に応じた従量課金を可能とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-14