多段階製造工程における生産座席システムの設計に関する研究
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概要
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本研究では, 見込品と注文品が同一の製造工程で加工される見込・注文生産環境における生産座席システム設計のための研究を行う.製造工程にボトルネックを含むなど様々な製造環境の下では, 複数の生産設備を生産座席システムの対象にしなければならないことがある.本研究では注文品の加工の流れやボトルネックの位置や大きさなどの製造環境に適応できるような生産座席の設定方法や注文品の割当て方法を提案する.すなわち, 工程の能力設定のための政策変数, 注文品の割当てのための政策変数および注文品の割当て方法が製造のパフォーマンスに与える影響を明らかにする.製造のパフォーマンスを測る評価尺度として, 注文品の要望納期充足度, 見込品の品切れ率および注文品が完成してから出荷するまでの平均滞留日数を用いる.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 2002-10-15
著者
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