標準改変の事前評価の方法
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概要
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この発表は製品・部品などの物の標準の制定・改廃に当たって実施される社内標準化の組織的な評価方法を提案するものである.この方法は標準制定後の定常実施期と標準の切替え過渡期の両時期に対する実施計画および効果の評価より構成される.実施可否の意思決定を行なうとともに, 計画の最適化を達成し, 実施上の問題事項に対する解決策を決定し, さらに関係部門の意思統一と協力態勢を確立するところに, この評価の意義がある.定常時の評価は経済効果の算定, インタンジブルな効果の評価, および標準案とその適用計画の評価より構成される.一方, 過渡期の評価は切替えのための投資費用の算定および切替え計画の評価より構成される.これらの評価の方法を述べた後, 評価の実施上の諸問題を考察してある.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1980-06-30
著者
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