標準適用の事前評価
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概要
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この発表は新製品設計の過程で, 標準化原理に基づき設計代替案を選択して意思決定を行なうさいの評価, すなわち適用評価について, その意義・構成・評価項目・技法を論じ, 新しく体系的な方法を提唱するものである.適用評価は改変評価や指標による水準評価と関係が深く, かつ設計評価プロセスの中に含まれる.適用評価には標準化効果および水準の評価を主体とする確認評価と, よりよい標準化状態を求めて設計案を選択する改善評価の2局面がある.これらに対する評価項目と技法を述べ, 適用評価と改善評価の効果の評価は似た方法であるが異なる立場で行うべきことを論じ, その差異を明らかにした.また水準評価に対して新しい指標を提唱した.有効な技法には部品構成マトリックス分析, ファミリーツリー分析, S-FDRがある.適用評価は標準化推進と最適設計達成に対して重要な機能をもつ.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1981-08-15
著者
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