フロー制御の性能解析におけるOR理論を用いたアプローチ(これからの情報通信とOR)
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概要
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インターネットは既に最も身近なコミュニケーション手段となっているが,その中でパケットの流量を制御しているのがTCP(Transmission Control Protocol)のフロー制御である.この機能は,ネットワークの混雑を回避・緩和するとともに,利用者に対する公平なネットワーク資源の配分を目指している.TCPフロー制御を評価・分析するための方法は,解析的手法によるもの,コンピュータシミュレーションによるもの,実データによるものに大別される.本論文では,この中の解析的手法に関する幾つかのアプローチについて解説していく.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2002-03-26
著者
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