IN2000-33 トラヒックはいつ自己相似となるのか
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インターネットに代表されるコンピュータ通信のトラヒックが, 長期依存性や自己相似性を示すという報告がなされている.長期依存性とは, 簡単に言えば, 非常に長期間に渡って過去の影響が残ることであり, 自己相似性とは時間スケールを変えて見ても同じような振る舞いが観測されることである.本論の目的は, 通信ネットワークを評価するための入力トラヒックモデルを構築するという立場から, そのような特性を持ったモデルを採用することの妥当性について考察することにある, そのためにサーベイと若干のシミュレーション実験を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-02
著者
関連論文
- マルチメディアトラヒック理論の最新動向
- ユーザ単位の階層型WWWトラヒックモデルの検討
- LANにおけるアプリケーション別トラヒックモデルの検討(待ち行列(3))
- ABRの重み付け帯域割当てを用いたIPスループット最低保証のためのトラヒック制御方式
- 最低スループット保証に適した開ループ制御型ATM転送方式のサービス特性分析(マルチメディアを支える通信技術)
- 大規模網におけるABRレート制御アルゴリズム(マルチメディアを支える通信技術)
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- Legacy LAN-ATM網環境におけるABRの重み付け帯域割当を用いたVP容量制御方式
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の評価
- 異速度フロー集約リンクにおけるTCP品質推定法とその評価(トラヒック,一般)
- 異速度TCPフロー集約リンクにおけるTCP品質推定法と帯域設計管理法(情報・通信(3))
- シミュレ-ション支援システムTEDAS-S
- 携帯電話網の性能評価
- 電話網の混雑現象と輻輳制御(待ち行列モデルで考える : 広がる領域)
- サーバ状態を持ったマルコフ型待ち行列モデル(トラヒック,一般)
- フロー制御の資源配分問題としてのモデル化と分析(新しいトラヒックモデルと性能評価及び一般)
- プロセッサシェアリングモデルを用いた通信応答時間の近似解析
- フロー制御の性能解析におけるOR理論を用いたアプローチ(これからの情報通信とOR)
- 複数の再生点列を持つ確率過程の効率的なシミュレーション (シミュレーションの数理 : 最近の動向)
- IN2000-33 トラヒックはいつ自己相似となるのか
- ダイナミックプログラミングによるフロー制御の分析
- 通信トラヒックの自己相似性とその発見が与えた影響
- B-7-121 異速度アクセス回線環境におけるTCPファイル転送時間近似(B-7. 情報ネットワーク)