日本人児童用英語基本語彙表開発における頻度と認知度の問題 : 母語コーパスと対象語コーパスの頻度融合の手法(<特集>言語の学習・教育と言語処理)
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概要
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EFL教育においては, さまざまな英語語彙表が開発されている。成人用語彙表の開発にあたっては, 大規模な汎用英語コーパスにおける頻度情報に準拠すればよいわけであるが, 小学校英語教育用の英語語彙表を考えた場合, 高頻度語であっても, その語が指示する事物・概念に対する児童の認知度が低い場合もあり得る。また, 音声コミュニケーションを指向する小学校英語活動にとっては, とくに発信を意識した語彙選定が重要である。こうした点をふまえ, 英米児童文学コーパスの頻度データを, 小学校教科書コーパスと, 小学生作文コーパスという2種類の日本語コーパスの頻度データで補正する処理の手法を考案し, 「日本人児童用英語基本語彙表(Version 1.0)」として公開した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-11-18
著者
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- 編集後記