三次元仮想空間用テクスチャに対する電子透かしに関する一考察
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概要
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地図を三次元的に表示する, 高い表現力を持つ三次元地理情報システムは, 主に自治体によって行われる防災・災害対策や景観アセスメント等の様々な分野での活用が期待されている.景観や土地利用の様子を現実に近い形で表現するには, 詳細な三次元形状データや, 航空写真等の高精細な画像データが欠かせない.一方で, これらのデータ群の整備には多大なコストが必要とされる.そこで, データの不正使用への対策が重要になる.ところで, 大津等はこれらのデータ群を用いて, 一般的なPC上での三次元景観表示システムの提案・開発を行った.本稿では彼らの手法において, より滑らかな表示を可能とする為にテクスチャの圧縮画像形式に変更を加える.そして, そのテクスチャとして利用される航空写真の不正利用を防ぐ為に, 著作権保護手段としての電子透かしの要求を挙げ, その一例を示す.
- 2005-11-08
著者
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