生活支援に向けた理学療法 : 専門性を活かす視点(生活支援に向けた理学療法 : 専門性を活かす視点)
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概要
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国際生活機能分類ICFモデルではプラス面としての心身機能, 身体構造, 活動, 参加という生活機能の3つのレベルを示し, また環境因子と個人因子の意義についても触れている。これまでの国際障害分類ICIDHで示したマイナス要因としての障害という視点は, 患者や家族, あるいは環境が持っている可能性を十分引き出すことに貢献することができなかった。対象者を中心としたとらえ方が大きく変革した概念である。そして, 対象者の生活機能の維持, 向上には理学療法士の知識や技術が重要であるとされている。しかし, 生活機能を具体的にどのようにとらえ, アプローチしていくか, 実は理学療法士には大きな課題として投げかけられてもいる。生活は具体的な課題の集合であり, つながりであるが, 理学療法室を中心とした活動からは生活機能に直結する光景が浮かんでこないのである。人間が「生活を営む社会的動物」であるために, 理学療法士として患者や家族にどのように関わっていくか述べる。急性期の病態と機能予後 急性発症する脳卒中の急性期あるいは早期では救命, 再発防止, リスク管理, 合併症予防などが重要になる。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 2005-06-20
著者
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