Quadrilateral Space Syndromeを合併した腱板損傷の一例
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概要
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腱板がもつ三角筋とのforce couple作用は肩関節の円滑な運動を可能ならしめるが, 転倒, 転落などによって起こる腱板損傷は ADL上, また, 就労者ではその社会的立場を左右しかねない重篤な機能障害をもたらす。今回これら機能障害に加え術後, 肩甲帯での絞扼性神経障害の一つであるquadrilateral space syndrome(以下 QLSS と略す)を合併した症例を経験したので, その経過とともに若干の考察を加えここに報告する。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1991-03-10
著者
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