2a-1 DependabilityにおけるComplexityについて(第7回信頼性シンポジウム)
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概要
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一般に都市銀行のコンピュータシステムに見られるような、大規模なシステムはハードウェア製品群とソフトウェア製品群の集合体として合成されている修理系と見ることが出来るが, その構成要素の一部は常に変化し且つ増殖を続けている、特にソフトウェア製品群において顕著である。更に、この修理系の機能目的又は使命を全うする為に, 系の保守と保守支援のための多くの資源が費やされている。そしてシステムの障害-System Failureは本来、要素の故障によるものの外かに、系の複雑性に基づく不確定性が人的管理限界を越える時に発生する場合がある。ここでは系の現状の平均的大きさとDependabilityとを観察する。系の大きさを構造的機能的複雑性-Complexityとしてとらえ、システムの安全運用の為の適切な管理限界についてDependabilityとの正の相関を見る。その中に系の複雑性についての最適値の存在を仮定し一モデルを通して評価と系の設計とそれに伴うDependability管理についての主張と議論を進める。
- 日本信頼性学会の論文
- 1994-10-28
著者
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