大型鉛直載荷試験による洪積世砂レキ層の変形特性
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概要
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本報文は, 本州四国連絡道路調査の一環として, 明石海峡の周辺に広く分布する明石層の変形特性を明らかにするため直径37.5cm〜300cmの平板を用いて行った鉛直載荷試験に関するものである。試験地盤は, 深さ5〜6mまで粒度構成含水状態が均一の砂礫地盤よりなり, それより深くなると締まった地盤となることが明らかにされている。また, 載荷試験の結果から, 0〜3m程度の基礎幅に対する変形係数は直線的に増加することを指摘し, この関係が3m以上の基礎幅のものに対しても成り立つと推定している。更に, 本実験結果がテルツァーギの修正式による計算結果と良い一致を示していることが述べられている。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1979-06-15
著者
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