P22 _L-DOPAのイヌビエとレタス根部における代謝と代謝物の生育抑制活性(3-(2)作用機構、選択性機構)(3. 除草剤(植物生理活性物質を含む))
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概要
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_L-3,4-dihydroxyphenylalanine(_L-DOPA)は,他の植物に対して生育阻害作用を持つことが報告されている.その作用は主に根部伸長の抑制であり,生育抑制作用の程度には種間差があることも報告されている.演者らは_L-DOPAに対して感受性に差のあるイヌビエ(耐性)とレタス(感受性)において,_L-DOPAの吸収・移行は選択的な生育抑制作用に関与しないことを示し,植物体内での_L-DOPAの代謝の違いが選択性に関与している可能性を示唆している.本研究では,根部から吸収された_L-DOPAの代謝をイヌビエとレタスにおいて比較し,生育抑制作用の選択性機構,及び生育抑制作用を示す活性本体について検討した.
- 日本雑草学会の論文
- 2003-04-19
著者
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