被圧滞水砂れき層の地下水に関する2,3の調査について
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概要
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被圧滞水砂レキ層を対象としたシールド工事の補助工法を選択するための資料を得る目的で, 水質試験, トレーサー試験, 揚水試験および送気試験などを利用して現地調査を実施した。その結果, 現地地盤に対する揚水時の地下水の流動状態, 海水の影響, 運河の影響, 薬液注入ゾーンの影響, 透水性の異なるレキ層に対する流動現象などの諸事項がは握でき, また空気の流動と地下水の流動とはその性状が著しく異なることがわかった。これらの調査結果から, シールド工法の補助工法としては圧気工法と薬液注入工法とを併用することが効果的であると判断した。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1975-03-15
著者
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