FCFSルールによる場合の単一工程における待ち時間の平均値および標準偏差の研究 : ショップタイムに関する研究(第2報)
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概要
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製造リードタイム見積もりの基礎として, ショップタイムをとりあげた.ショップタイムは段取時間, 加工時間, 加工待ち時間などの要素で構成されている.これらの要素のうち, 加工待ち時間は非常に見積もりがむずかしい.本研究は単一工程における加工待ち時間の推定式を研究することを目的としている.前報で, 主として待ち行列理論の成果を援用して平均待ち時間の推定式を提案した.これに対し, 本報では数値計算により待ち時間の挙動を調べ, 各要因の待ち時間に及ぼす影響をより深く検討し, 新しい平均待ち時間の推定式を作成し前報の推定式と比較する.また, ショップタイムを設定するとき, 場合によっては待ち時間のばらつきも考慮せねばならない.そこでその第一歩として, 待ち時間の標準偏差をとりあげ, その挙動を調査し, それに応じて標準偏差の推定式を作成する.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1981-04-15
著者
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