フロー型ワークセンターにおける後続工程への到着の独立性とM/E_k/Fの平均待ち時間の研究 : ショップタイムに関する研究(第3報)
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概要
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本研究は, 製造リードタイム見積りの基礎として, ショップタイムをとりあげ, ショップタイムを構成する要素の一つである待ち時間の推定方式を提案することを目的としている.本報ではフロー型ワークセンターを対象とした.まず, 第2工程以降への到着の独立性について検討した.その結果, ジョブのワークセンターへの到着が指数分布に従う場合は独立として扱っても問題はないことがわかった.それ以外の場合は, 独立として扱うと誤差がかなり大きい.このことから, 本報ではフロー型ワークセンターの場合の待ち時間の研究の第一歩としてジョブの到着間隔分布が指数分布の場合をとりあげた.各工程を切り離した独立型数値計算により, 待ち時間の挙動を求め, その結果から平均待ち時間の推定式を作成した.得られた推定式の精度はかなり高いことがわかった.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1986-02-15
著者
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