実験用雑草実生苗の準備とジベレリンによる幇助
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概要
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雑草種子を採取した年の冬または翌年の春に実験を行うため実生苗が必要になるという仮定で1990年に採取し,湿度のみをコントロールして貯蔵した52種類の雑草種子の発芽率を1990年12月,1991年5月に調べた。ジベレリンの発芽促進効果も調べた。12種類の種子はジベレリン無処理でも両時期の試験において高い発芽率を示した。多数の雑草種子はジベレリン無処理では1990年12月よりも19991年5月においてより高い発芽率を示したがその逆もいくつか見られた。ジベレリンは多くの種類の雑草種子の発芽を促進した。しかしいくつかの雑草種ではその効果の大きさは1990年12月と1991年5月の間で異なった。
- 日本雑草学会の論文
- 1992-12-24
著者
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