運搬活性の実態から見た日本の運搬の問題点
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概要
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運搬活性の実態についてのアンケート調査の結果, 平均活性示数が各職場単位の運搬の程度をよく表すことが判明した.この調査の結果の分析から, 運搬の現状は, パッレト化とフォークリフト活用を中心として, かなり高度の状態に達し, 程度の低いところは少なくなったが, それ以上の進歩は頭打ちとなり, 省力化が不徹底であることが明らかになった.その原因は, 活性示数を3にする手段としては, コンベヤと台車とがあるが, 高価なコンベヤにたより、安価な手押置台車を活用しないという傾向から, 費用が多くかかり、活性示数を3にするところが多くなりえなかったためと考えられる.台置きしてから車に積むというような無駄な取り扱いを排して, 処理と置き台とを直結する方式を多用すれば, この問題は解決される.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1983-06-15
著者
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