活性理論による運搬管理の経験的原則の統合
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概要
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従来の運搬管理は, 1群の経験的原則とよばれるものの選択適用を中心として, 経験者の能力に依存するという形であり, 原則の誤用, 不徹底, 欠陥などの弱点が生じた.共通的理論を構成し, それによりなるべく多くの経験的原則を統合し, その他の多くの原則を整理し, 的確な選択を容易に行えるようにすることが望ましい.その理論として運搬活性理論が使用できる.この理論が有効な統合または整理の基盤となることを説明するために, 諸家の経験的原則36件を活性変化のタイプにより整理・検討の結果, 10件は活性理論から誘導でき, 18件は活性理論実行により徹底可能になり、3件は活性理論実施に有用で, 5件だけが直接関係なしとの結果を得た.これにより, 改善判断の基盤理論として有効であることが説明された.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1982-12-15
著者
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