2段タンデム型定期発注在庫システムにおける末期在庫量分散の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は, 他段階在庫システムのきわめて基本的なモデルと考えられる, 2段タンデム型定期発注在庫システムを対象とし, 次の三つの管理方式を適用して得られた特性を比較検討したものである.1)各在庫ステージをそれぞれ独立した単一在庫システムとして管理する方法.この方法では, 市場の需要量情報は市場に近いステージの管理にのみ利用される.2)Mageeの提案にもとづき, 市場の需要量情報を両在庫ステージの管理に利用する方法.3)1)と2)の混合方式.それによると, 1)の方式よりも2)の方式のほうが期末在庫量分散を小さくすることができ, 3)の方式によってさらにその特性を改善できることがわかった.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1980-09-30
著者
関連論文
- 線形構造をもつ評定空間の構成 : 評定法による評定データの数量化に関する研究(第4報)
- 最尤法による評定空間の構成 : 評定法による評定データの数量化方式に関する研究(第3報)
- 線形構造をもつ評定項目の評定空間の構成 : 評定法による評定データの数量化に関する研究(第4法)
- 評定カテゴリーおよび評定対象間の類似度による評定空間の構成とその商品ブランドイメージ数量化への応用 : 評定法による評定データの数量化方式に関する研究(第2報)
- 相互補完システムのデポを利用した巡回型輸送モデルについて(統合オペレーション)
- 相互補完生産システムの所要輸送機器数の計算方法について(統合オペレーション(4))
- ASEAN圏域における部品相互補完オペレーション : その現状と課題(統合オペレーション(4))
- 国際分業による自動車部品生産物流体制の設計とその運用方法について(統合オペレーション)
- 「国際協力による相互補完システムと管理技術の移転」活動報告(統合オペレーション)
- 相互補完生産システムにおける輸送方法について(統合オペレーション)