水稲湛水直播栽培におけるモリネートのノビエ防除効果と薬害
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概要
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水稲に対する薬害は,播種前の処理では20〜40g/aで小さかったが,出芽期の処理では40g/aで幾分みられた。タイヌビエに対する除草効果は,タイヌビエの出芽期の処理でもっとも大きく,ついで1葉期の処理で大きく,代かき前後の処理では劣った。また,除草効果は,漏水条件下で不安定であり,埴壌土では砂壌土の場合より小さかった。薬害と除草効果の両面からみて,水稲の播種前でノビエの出芽期に当る時期の20g/a前後の処理は,適用度が大きいと思われる。
- 1975-02-15
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