イヌホタルイ種子の一時休眠に及ぼす成熟時期の影響
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概要
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イヌホタルイ種子の一次休眠に及ぼす親植物の出芽時期, 生育期間中の落水処理および種子の成熟時期の影響について東北農業試験場水田利用部(秋田県大曲市)において調査し, 以下の結果を得た。1) 水稲稚苗移植栽培圃場で採取したイヌホタルイ種子は, 種子の成熟時期(採取時期)が遅いものほど一次休眠が深い傾向であった。2) ポットの常時湛水条件で栽培したイヌホタルイから採取した種子は, 親植物の出芽時期(播種時期)に関わらず種子の成熟時期が遅いものほど一次休眠が深い傾向がみられた。3) イヌホタルイの生育期間中の落水処理によって, 生産された種子の発芽率が低下する場合がみられた。
- 日本雑草学会の論文
- 1997-01-31
著者
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