呼吸周期に関連するラットの迷走神経求心性活動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ラットの迷走神経求心性線維から人工呼吸下で自発放電を記録することにより, 放電と呼吸周期との相互関係および肺の収縮, 拡張に対する応答様式を明らかにした。吸息時にのみ安定して放電する線維, 吸息時と呼息時に連続して放電する線維, 呼息時にのみ安定して放電し, かつ肺の強制的な収縮に対して鋭敏に応答する線維, 吸息時または呼息時に少数の放電を行い, 急速に順応する線維が見出された。これらのうち呼息時に安定して放電する線維はこれまで, 兎でのみ報告されているものであった。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-06-01
著者
関連論文
- 266. ^15NO_2の生体内動態に関する考察 (有害ガス)
- 低濃度二酸化窒素長期暴露がラットの動脈血 pHa, PaCO2, PaO2に及ぼす影響
- 二酸化窒素の急性暴露によるラット心機能の変化
- 呼吸周期に関連するラットの迷走神経求心性活動
- 二酸化窒素亜急性暴露がラットの動脈血pHa,Paco2,Pao2に及ぼす影響