段階的に運動強度を増加させた5歳馬のアンダルシアンとアラブにおける比較血液学的研究
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概要
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5歳になる11頭のアンダルシアンと9頭のアラブを用いて, 運動を付加した場合における血液性状の変化を調べた. 今回の運動プログラムは, 運動強度を4段階にわたって漸次増加させた (15,20,25,30km/hr). 運動の各段階の持続時間は5分間であった. 血液採取は, 運動開始前の休息期, 各運動段階の終了直後, および運動終了後10分ならびに30分経過した回復期に行い, 計7回実施した. 分析した血液成分は, 赤血球数, ヘマトクリット値, ヘモグロビン値, 容積指数 (MCV, MCH,ならびにMHCH), および総血漿タンパク値であった. 運動により生じた変化および2品種間の差を調べた結果, アラブでは, 運動開始前の休息期, 各運動段階終了直後, および運動終了後10分経過した回復期に, 総血漿タンパク値がアンダルシアンよりも高かった. その他の血液成分は, 2品種間で類似の値をとり, 有意差は存在しなかった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1995-04-15
著者
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SANTISTEBAN R.
コルドバ大学獣医学部生理学部門動物生物学教室
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Muhoz A.
コルドバ大学動物生物学教室(生理学)
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Rubio M.
コルドバ大学獣医学部動物生物学教室(生理学)
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Santisteban R.
コルドバ大学獣医学部生理部門動物学教室
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Tovar P
コルドバ大学獣医学部生理部門動物学教室
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Castejon F.M.
コルドバ大学獣医学部生理部門動物学教室
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Rubio M.
コルドバ大学獣医学部生理部門動物学教室
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Muhoz A.
コルドバ大学獣医学部生理部門動物学教室
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