可溶性テトラゾリウム塩を用いた比色定量法のニワトリ由来細胞への応用
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概要
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2, 3-bis(2-methoxy-4-nitro-5-sulfopheny 1)-5-[(phenylamino)carbonyl]-2H-tet-razolium (XTT)を用いた比色定量法の鶏細胞への応用を検討した. 1mg/m/lのXTT溶液に, 0.025mMのphenazinemethosulfateを加え, microplatel wellあたり50μlずつ加えて37℃で4時間反応させ, 490nmの吸光度を測定した. この条件で, マレック病腫蕩由来株化細胞, 鶏肝線維芽細胞の生死ならびに, mitogen刺激をした鶏脾リンパ球の活性化が測定できた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1992-12-15
著者
-
田島 朋子
獣医微生物学講座
-
田島 朋子
大阪府立大学農学部獣医微生物学教室
-
川村 齋
大阪府立大学農学部獣医微生物学教室
-
廣直 武司
大阪府立大学農学部獣医微生物学講座
-
梶川 武次
大阪府立大学農学部獣医微生物学講座
-
高野 友美
北里大学獣医畜産学部獣医伝染病学教室
-
梶川 武次
大阪府立大学農学部
-
田島 朋子
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
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