石灰安定処理工法に関する特許の時代的推移
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概要
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石灰安定処理工法に関して現在までに公告・公開された特許142件を調べ, その時代的変遷を追求している。特許を浅層地盤に関するもの, 深層地盤に関するもの及び特殊地盤に関するものに大別し, まずこれら対象地盤相互の比較を行っている。次いで, 各地盤別に時代的な流れを示し, かつその内容により分類し説明している。浅層地盤の特許は昭和45年までに開発されたものが多く, それ以降は深層地盤の特許が活発に開発されている。浅層地盤の特許をその混合方法別に分類すると, 路上混合, 地山混合, プラント混合となり, 路上混合の特許が最も早くから出願されており, 件数も多い。ついで地山混合, プラント混合の順である。深層地盤の特許は工法によりパイル工法, 注入工法, 混合工法の3種に分けられる。3工法の出願年次は注入工法, パイル工法, 混合工法の順に早い。件数はパイル工法が最も多く, ついで注入工法, 混合工法となっている。特殊地盤の特許はヘドロ及び超軟弱地盤, 火山灰質粘性土, 有機質土, まさ・しらすその他の軟弱砂層の4つに分類し, 説明を加えている。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1978-12-15
著者
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