単一井による地層別地下水の流速および流行の測定(その1)
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概要
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筆者らが数年前から研究開発している「ほう素をトレーサーとし, 中性子水分計をほう素濃度計として作動させる方法」を単一の観測井に適用し, 任意深さの地下水の流速および流向を測定する方法を開発するにあたって行なった室内実験のうち, a)中性子水分計が周辺地盤の影響を受けないで測定できる測定パイプの最小径, b)測定パイプ内におけるトレーサーおよび地下水の密度差による密度流, c)測定パイプ内の地下水の還流の3項目に関する結果について報告した。結果としてa)測定パイプ径はφ160mm以上にすることb)地下水の温度ならびに密度を事前に調査し, トレーサーの密度調整を行なうことc)エアパッカーなどを使用して地下水を平行流にすることなどが明らかになり, これらの結果をもとに測定装置を試作することにした。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1976-12-15
著者
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