格子ボルツマン法による水平層状二相流における液滴発生のシミュレーション
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概要
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一成分二相格子ボルツマン法を水平層状二相流における液滴発生のシミュレーションに適用した.幾つかの流動状態において,液滴が界面上の波からちぎれる様子が観察された.また同時に,各々の場合において,流動状態を特徴付ける無次元数の測定も行なった.シミュレーションに対する計算格子の長さや幅の影響を調べた後,液滴発生と測定された無次元数との関係を,IshiiとGrolmesによって,実験結果に基づく考察によって提案された相関式と比較した.
- 日本流体力学会の論文
- 2004-08-25
著者
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海老原 健一
日本原子力研究開発機構システム計算科学センター
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渡辺 正
日本原子力研究開発機構 システム計算科学センター
-
海老原 健一
日本原子力研究所計算科学技術推進センター数値実験技術開発グループ
-
渡辺 正
日本原子力研究所
-
渡辺 正
日本原子力研究所計算科学技術推進センター数値実験技術開発グループ
-
海老原 健一
日本原子力研究所東海研究所
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