F4-2 水素脆化の表面エネルギー低下説 : 第一原理計算による研究(F-4 水素脆化研究の新展開(シミュレーションと実験との対話),フォーラム)

元データ 2008-11-01 一般社団法人日本機械学会

概要

bcc FeΣ3(111)対称傾角粒界に対する第一原理計算を行い、粒界強度の指標である粒界凝集エネルギーが水素の粒界偏析(トラップ)によってどの程度低下するのかを調べた。その結果、水素は表面エネルギーを低下させる効果が大きいため高濃度に偏析すれば粒界凝集エネルギーを最大で30-70%低下させることが分かった。この結果から、水素によって粒界脆性破壊が生じる場合に限れば、現在では可能性が低いとされている「表面エネルギー低下説」が逆に有望であると考えられる。

著者

海老原 健一 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター
蕪木 英雄 日本原子力開発機構
山口 正剛 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター
板倉 充洋 日本原子力研究所計算科学技術推進センター
板倉 充洋 日本原子力開発機構
鈴土 知明 日本原子力開発機構
鈴土 知明 日本原子力研究所エネルギーシステム研究部
海老原 健一 日本原子力研究所東海研究所
蕪木 英雄 日本原子力研究所
山口 正剛 日本原子力機構
鈴土 知明 日本原子力研究所

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