Pasteurella multocida毒素産生株攻撃に対するPasteurella multocida由来CFA及びPMTトキソイドのマウスにおける防御効果(短報)(細菌学)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
毒素産生pasteurella multocida(P.m.)由来cell-free antigen(CFA)及びCFAより精製したPMTトキソイドを用いてオイルアジュバントワクチンを調製した.両ワクチン共にP.m.毒素産生株の気管内攻撃に対して良好な防御効果を認めた.しかしながら,CFA免疫マウスの生存率はPMT免疫マウスよりも高く,肺におけるP.m.の増殖も抑制される傾向が見られた.このことから,CFAはP.m.毒素産生株の感染に対して有効な防御抗原になりうると考えられた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2003-06-25
著者
-
佐々木 修
(株)微生物化学研究所
-
内田 税
(株)微生物化学研究所
-
木村 喜洋
(株)微生物化学研究所
-
久保田 整
(株)微生物化学研究所
-
久保田 整
京都微研
-
木村 喜洋
株式会社微生物化学研究所
関連論文
- Pasteurella multocida毒素産生株攻撃に対するPasteurella multocida由来CFA及びPMTトキソイドのマウスにおける防御効果(短報)(細菌学)
- Clostridium septicum αトキソイドのモルモットにおける芽胞攻撃に対する防御効果(細菌学)
- Clostridium sordellii LT及びHTトキソイドのモルモットにおける芽胞攻撃に対する防御効果(細菌学)
- 近年,野外から分離された犬ジステンパーウイルスの生物学的・血清学的性状
- 膠流行性下痢ウイルスN蛋白遺伝子のPCR法による検出と株間の比較
- 犬体内での犬コロナウイルス増殖に及ぼすデキサメサゾンの影響
- トキソイド化したClostridium novyi B型菌α毒素のモルモットにおける芽胞攻撃に対する防御効果
- 犬コロナウイルス5821株のスパイク蛋白ヌクレオチドの塩基配列
- 犬コロナウイルス分離株の病原性
- 豚丹毒菌NaOH抽出抗原ワクチンの豚における防御効果