能登七尾の町と町家 : 七尾市の歴史的市街地に関する調査報告(1)
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概要
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能登半島の中核都市・七尾には、古代の香嶋津や中世畠山氏の城下町としての繁栄、さらに近世初期に前田利家が国持大名として最初に居城を築いた都市であったことなどの豊かな歴史的背景が色濃く、この半島の歴史風土の形成において絶えず主導的な立場にあって現在に到っている。かかる七尾港の本格的な都市づくりは、前田利家によって進められたものであり、その特徴ある都市構造は今日でも確認できる。本稿は、七尾市の歴史的市街地の現状調査報告(1)として、この町の構造的特色や町家の類型・残存率等に関してまとめたものである。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2002-06-23
著者
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