新式筒型試驗水槽に就て
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概要
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水中に全没し高速で進行する物體の抵抗實驗を行ふ場合、従來の試驗装置では、表面造波の影響を伴ふか、若は、其の影響のない程度の深度を保ち、之を支持しようとすれば、曳行装置の抵抗が割合に大となつて、該物體の抵抗計測精度不充分となる嫌がある。之等不備の點を除く目的で、新に工夫された筒型試驗水槽の概要、並に同式小型水槽で行つた二三の實驗成績を提示する。
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
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