海洋構造物用補強継手における力の伝達と補強効率
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A number of papers on structural mechanics and strength of tubular joints of offshore structures have been published. Most papers of them treated simple nonstiffened joints and only small number of papers treated stiffened joints of members with small diameter, where simple gussets or ring stiffeners were used as stiffening elelmets. Foundamental knowledges are needed, which are useful to initial design of stiffened joints of a large diameter member with small diameter members such as column to brace joints in semisubmersibles. In this paper, effects of several kinds of stiffening elements used in joints mentioned above are discussed by both experiments using acrylic models and numerical calculations using a FEM program newly developed for the purpose of behavior analysis of shell structures with complicated construction. The joint models mainly discussed are T type of joints subjected to axial load of brace. A TY type of joint model is also studied experimentally and theoretically. The types of stiffening elements used in the models were diaphragm, vertical bulkhead, ring girder, vertical girder, piercing brace and so on. Each specimen of joint was fabricated as combination of a standard non-stiffened joint structure and a set of stiffening elements inserted in a chord member of the joint. Finally, taking weights of stiffening elements into consideration, stiffening efficiency of joint models treated are compared. This comparison resulted in such a conclusion that a joint stiffened by a diaphragm and a partially piercing brace is the most effective as a T type of jojnt.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
著者
-
吉田 宏一郎
東京大学船舶海洋工学
-
吉田 宏一郎
東京大学 大学院工学系研究科 船舶海洋工学専攻
-
榎本 一夫
東京大学工学部
-
鈴木 隆
現)新日本製鉄(株):東京大学工学系大学院
-
榎本 一夫
東京大学大学院工学系研究科環境海洋工学専攻
-
吉田 宏一郎
東京大学
関連論文
- 甲板支持型海洋構造物に作用する風揚力の評価
- 2006E-G3-1 大型浮体用機械継手の内力伝達(一般講演(G3))
- 圧縮および引張荷重を受ける構造要素の変形挙動 : 第2報 : 繰返し荷重を受けるパイプの変形挙動
- ライザー縦振動の周波数応答における不動点の存在と設計に及ぼす影響
- 海洋空間の利用 : メガフロートの夢
- (24)能動制御による大水深ライザーの稼働性向上に関する研究
- (84) 弾性応答のアクティブ制御による柔軟な海中構造物の設置手法に関する基礎的検討 : 平成5年秋季講演論文概要
- 能動制御による柔軟な水中線状構造物の設置手法
- アクティブ制御による大水深ライザーのリエントリーに関する研究
- (85) アクティブ制御による大水深ライザーのリエントリーに関する研究 : 平成5年秋季講演論文概要
- 構造物の塑性設計(その6) : 塑性域における構造要素の圧縮強度
- 中水深域空間利用構造体の開発 : その 3 : 免震システムの設計と機能評価
- 海洋構造物用鋼管継手の疲労実験データ分析
- 未知環境外乱中における弾性応答-剛体運動連成系の学習軌道制御
- (45) 未知環境外乱中における弾性応答 : 剛体運動連成系の学習軌道制御 : 平成10年春季講演論文概要
- 海中柔軟構造物のアクティブ制御による設置・組立に関する基礎的検討
- (20) 海中柔敦構造物のアクティブ制御による設置・組立に関する基礎的検討 : 平成9年秋季講演論文概要
- テンションレグプラットフォームの動揺および内力の制御
- 複数浮体からなる構造物に働く波強制力および波浪応答に関する研究
- (8) 甲板支持型海洋構造物に作用する風揚力の評価 : 平成10年春季講演論文概要
- 未知潮流環境中における海洋構造物の軌道制御
- 大水深ライザーの応答挙動と設計に関する考察
- (29) 大水深ライザーの応答挙動と設計に関する考察 : 平成9年春季講演論文概要
- 2005S-G3-3 スパー型浮体式風車の浮体形状最適化(一般講演(G3))
- 構造物の塑性設計(その5) : 二脚マストの塑性設計
- 超大型半潜水式浮体の最適な構造形式選択の考え方(乾賞受賞論文紹介(2))
- 超大型半潜水式浮体の最適な構造形式選択の考え方
- 傾斜テンションレグ係留されたセミサブ型海洋構造物 : 係留系の逐次崩壊
- (42) 超大型半潜水式浮体の最適な構造形式選択の考え方(平成11年秋季講演論文概要)
- (41) 傾斜テンションレグ係留されたセミサブ型海洋構造物 : 係留系の逐次崩壊(平成11年秋季講演論文概要)
- 超大型半潜水式浮体の構造応答特性と初期構造設計法の考え方
- 面内弾性応答及び風の空間相関が超大型浮体-係留系の逐次崩壊に与える影響
- 超大型半潜水式浮体の波浪中応答の数値解析
- (52) ライザー縦振動の周波数応答における不動点の存在と設計に及ぼす影響 : 平成10年春季講演論文概要
- (51) 超大型半潜水式浮体の構造応答特性と初期構造設計法の考え方 : 平成10年春季講演論文概要
- (20) 面内弾性応答及び風の空間相関が超犬型浮体-係留系の逐次崩壊に与える影響 : 平成10年春季講演論文概要
- 超大型半潜水式浮体の波浪中構造応答解析
- (30) 超大型半潜水式浮体の波浪中構造応答解析 : 平成9年春季講演論文概要
- 津波・海震の浮体に対する影響評価
- 浮体係留法に関する系統的研究
- (38)津波・海震の浮体に対する影響評価 : 平成8年秋季講演論文概要
- (16)浮体係留法に関する系統的研究 : 平成8年秋季講演論文概要
- 超大型浮体の構造挙動および構造設計に関する考察 : その2 : 弾性変形を考慮した復原性及び構造応答の設計
- (34)超大型浮体の構造挙動および構造設計に関する考察 : その2 : 弾性変形を考慮した復原性及び構造応答の設計 : 平成8年春季講演論文概要
- 適応制御による水中構造物の応答制御に関する基礎的研究
- (24)大規模浮体における波強制力の相互干渉効果 : 平成5年秋季講演論文概要
- 中規模浮体式海上空港の構造計画
- 超大型浮体の構造挙動および構造設計に関する考察
- 大規模浮体の波浪中応答解析と流体力学的相互干渉が設計に及ぼす影響
- (51)中規模浮体式海上空港の構造計画 : 平成7年秋季講演論文概要
- アクティブ動揺補償装置における動揺検出アルゴリズムの開発
- (20)大規模浮体における波強制力の相互干渉効果(その2)
- 海洋構造物用補強継手における力の伝達と補強効率
- 鋼製中空球の圧縮強度
- 2007S-G2-7 機械継手を有する半潜水式浮体模型の波浪応答(一般講演(G2))
- 帯板要素による平板構造解析
- 能動制御による大水深ライザーの稼働性向上に関する研究
- 第101期年度通常総会における会長挨拶
- 学会の未来に向けて
- 2010年における海洋開発
- OMAE(海洋工学および極地工学に関する国際会議)出席報告
- 「海洋構造力学の基礎」の概要(学会賞(著者),平成24年度日本船舶海洋工学会賞授賞論文紹介)