緩衝材の衝撃緩衝能に関する研究 : 第1報 板状試料の衝撃緩衝能
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概要
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人工歯根は天然歯と異なり歯根膜という緩衝能をもつ組織がなく,そのため過大な力をさける働きができない.そこで,人工歯根を利用して,補綴物を装着する際に上部構造物と人工歯根の間に緩衝材となるものを入れて設計する場合が多い.その際に使われているものにレジン等の高分子化合物がある.本研究では5種類の高分子化合物を選び,これに金属球を落下させて衝撃を与え,その緩衝能を測定,分析した.板状の試料を用いての測定結果と円柱状などに形を変えての試験の結果,これらの材料を緩衝材として使う方向にある程度めどがついたと思われるので,今回は第1報として板状試料について報告する.
- 1992-10-01
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