実験的咬合緩衝が顎口腔形に及ぼす影響について : 特に脳波について
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概要
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咬合干渉が存在すると顎口腔系に影響を及ぼすことは一般的に知られている.実験的咬合干渉を付与した場合の顎口腔系の反応については多数報告されているが,これらの業績の大部分は効果器の反応についての報告であり,中枢の反応についての報告はきわめて少ないのが現状である.しかしながら,受容器で感じとられた情報は効果器に伝達されるまでの間に必ず中枢で処理されているはずである.そこで本研究は,歯に与えられた刺激により引き起こされる中枢,主に大脳皮質の反応に着目しており,正常有歯顎者に実験的咬合干渉を与えた場合の脳波と正常時の脳波について比較・検討を行っている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1992-10-01
著者
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