咬合挙上および頭部の傾斜がタッピングポイントの分布状態に及ぼす影響について
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概要
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咀11爵末期における閉口路運動は頭部の傾斜の影響を受けていることは明白であり,頭部の挙動が大きければ上下顎咬合関係の前後左右的自由度をとる必要性が生じるものと推察される.しかし,現在施行されているいずれの下顎位の決定法にあっても,頭位あるいは姿勢などの規定を積極的に指示している方法は見当たらない.そこで,光学式ロータリーエンコーダーをセンサーとした傾斜度測定装置および半導体位置検出素子(PSD)をセンサーとした咬合測定装置を開発し,両装置の併用により,頭部の傾斜がタツピングポイントの分布状態に及ぼす影響について検討を行った.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1991-10-01
著者
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