35mmカメラによる三次元形態測定システム第2報 : 全部床義歯の床内面積の測定
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概要
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全部床義歯の床内面積を知ることは,義歯の維持のみならず咬合力の床下組織への伝達,配分などを考える上できわめて重要である。本研究は,いわゆる接触型の測定法から脱却した簡便な非接触型の三次元形態測定システムの開発のために企てられたものである。本論文は,すでに報告した立体写真から測定する基本的システムとその精度(第1報)に続くもので,臨床応用を具体化するために,一装置を追加し,曲面形状テストピースについて検索を加えた上で,上下顎全部床義歯などの面積測定を行い,従来報告されている測定法でのものと比較,検討した結果を示したものである。
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1986-02-01
著者
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