筋放電持続時間分割分析法からみた咀嚼リズム : 咀嚼の進行に伴う変動
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概要
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咀嚼リズムを顎口腔系の機能異常の診断や, 補綴治療効果判定等の指標とすることは広く臨床においても応用されている. 本研究では, 咀嚼運動が咀嚼の進行に伴い変化していくことに着目し, 下顎開閉口運動相より筋放電持続時間を三分割した. そして, これらが咀嚼の進行に伴い変化して行く様相を分析するために新たなパラメーターを設定したものである. 本報では, このパラメーターの再現性および食品差について検討し, 正常者の分布を等確率楕円として表示した. また, さらにこれらを臨床応用したところ咀嚼リズムを用いての検査, 診断法の一手段となりうることを示唆する知見を得たので報告する.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1984-12-01
著者
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