コナヒョウヒダニ前若虫における長期発育休止(休眠)の誘導・持続・終結に関与する要因について
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概要
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To elucidate the ecological role of prolonged quiescence in protonymph-pharate tritonymphs of the house dust mite, Dermatophagoides farinae, some factors influencing the induction, persistence and termination of quiescence were examined. When groups of 10 to 600 mites were separately confined in a shallow hole (2.5cm in diameter and 1.5mm deep) on slide glasses with culture medium and incubated at 25℃, 75% RH, the number of nymphs that became quiescent varied with the size of the inoculum; the larger the inoculum size, the more and the faster the occurrence of quiescent nymphs. Long-term survival of the mites was not achieved at both of lower and higher humidities than 75%, and only a few nymphs became quiescent. Termination of quiescence indicated by moulting to tritonymphs was accelerated when the quiescent nymphs were disturbed by separation from the substrates to which they had clung. Contact of the disturbed quiescent nymphs with water also enhanced the termination of quiescence. The quiescent period of undisturbed nymphs was estimated to be about 7 months at a constant condition of 25℃, 75% RH. Similarly, most of the undisturbed nymphs placed at ambient conditions in a house room since November 1988 moulted during April to May 1989. From these results, prolonged quiescence in protonymph-pharate tritonymphs of D. farinae should be regarded as "diapause" rather than to be in a temporarily quiescent state.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1990-12-15
著者
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