脳動脈瘤塞栓術の際にcoilの回収困難を生じた2例
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概要
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脳動脈瘤内へのGuglielmi detachable coil挿入時にコイルの回収困難を生じた2例を経験したので報告する.症例1は挿入中のコイルが別のコイルを引っかけ,その先端はUターンして再びcatheter先端にはまりこんでいた.シャフトの強いcatheterをcoil mesh内に挿入して自由度のない状態で無理にコイルを進めたために生じたと考えられた.症例2はbroad neckの動脈瘤でremodeling techniqueの際にコイルに結び目が生じた.コイルの先端が次のループと交差後,バルーンと血管壁との間に挟み込まれた状態でコイルを引いたために生じたと考えられた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2004-08-20
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