神経内視鏡を使用した慢性硬膜下血腫手術 : 細径軟性鏡の使用経験
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概要
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細径軟性神経内視鏡を使用した慢性硬膜下血腫の手術方法を報告した.穿頭血腫洗浄のあと,軟性鏡を使用し,直視下に血腫腔内の残存空気を吸引除去した,空気は確実に除去でき,しかも術中にその確認が可能であった.内視鏡の操作に要する時間は10分程度であった.近年.血腫腔内残存空気び,慢性硬膜下血腫の再発率と相関するという報告がある、本研究で述べられた術式を多数例で施行することにより,慢性硬膜下血腫再発の病態における残存空気の意義を明らかにすることが可能であると思われる.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2003-06-20
著者
-
有田 憲生
兵庫医科大学 脳神経外科
-
有田 憲生
兵庫医科大学 精神科神経科学教室
-
林 宏
兵庫医科大学脳神経外科
-
尾崎 功
兵庫医科大学脳神経外科教室
-
尾崎 功
兵庫医科大学 小児科
-
池本 秀康
兵庫医科大学脳神経外科
-
中野 敦久
兵庫医科大学脳神経外科
-
内田 和孝
兵庫医科大学脳神経外科
-
池本 秀康
兵庫医科大学脳神経外科学
-
内田 和孝
兵庫医科大学 脳神経外科
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