脳室腹腔短絡術における腹腔カテーテルの簡便挿入法 : 臍下部穿刺法の工夫
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概要
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脳室腹腔短絡術の腹腔カテーテルの挿入をより簡便かつ安全に行う方法を報告した.既存の気腹針とスプリットカニューレを使用し, 現在, 腹部外科領域では標準的な手技として行われている臍下部の穿刺に加えて, 臍部を強く挙上することにより, 腹腔内のスペースを確保でき, より安全に穿刺, 挿入が可能であった.これまでに14例(4例の再建を含む)にこの方法を応用したが, 有用な手術手技であると考えた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1999-05-20
著者
-
川崎 隆
湘南鎌倉総合病院脳神経外科
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日高 聖
神奈川県総合リハビリステーションセンター脳神経外科
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高田 寛人
湘南鎌倉総合病院脳神経外科
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石渡 祐介
湘南鎌倉総合病院脳神経外科
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日高 聖
神奈川リハビリテーションセンター脳神経外科
-
千葉 康洋
神奈川リハビリテーションセンター脳神経外科
-
千葉 康洋
神奈川リハビリテーション病院
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