腰椎椎間板ヘルニアに対する自動経皮的髄核摘出術
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概要
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腰椎椎間板ヘルニアに対して自動経皮的髄核摘出術を11例に施行し,良好な成績を得たので報告した.本法は手術療法に比べ,(1)脊柱管外の操作であるため硬膜や神経根に直接侵襲を加えることがなく,術後の硬膜外腔の線維性癒着などの合併症がない,(2)経皮的に行うために,脊柱支持構造に対する侵襲がきわめて少ない,(3)全身麻酔のリスクがない,(4)侵襲が少ないため入院期間が短く,早期に社会復帰が可能,などの多くの利点がある.適切な症例の選択を行うことにより,少ない侵襲で大きな効果を得ることが可能であり,きわめて安全で有効な治療法といえる.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1994-05-20
著者
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