小脳出血に続発した脳膿瘍の1例
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概要
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小脳出血後に血行性脳膿瘍を続発した1例を報告した.症例は71歳男性で,経過中に肺炎を併発し,数日後より急激に意識障害が増悪した.CT scanにて血腫部位に脳膿瘍が続発し,著明な閉塞性水頭症を認めた.脳内出血に脳膿瘍が続発することは稀な病態であるが,常に鑑別診断として念頭においておくことが重要と考えられた.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1994-01-20
小脳出血後に血行性脳膿瘍を続発した1例を報告した.症例は71歳男性で,経過中に肺炎を併発し,数日後より急激に意識障害が増悪した.CT scanにて血腫部位に脳膿瘍が続発し,著明な閉塞性水頭症を認めた.脳内出血に脳膿瘍が続発することは稀な病態であるが,常に鑑別診断として念頭においておくことが重要と考えられた.