未破裂脳動脈瘤の手術適応に関する考察
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概要
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脳ドックのデータから推定すると,わが国の未破裂脳動脈瘤の全体としての破裂率はISUIAの報告より高く,年間破裂率が0.5%を超える限界は最大径が3,4mm付近の病変と考えられ,10mmでは1%以上となる,手術の危険に関しては,死亡は1%以下,後遺症発生を含めても5%以下と考えられ,大きさに関する手術適応の下限は,ほぼ5mmとする現在の基準より下方への修正が,年齢の限界では70歳より高齢へと修正する必要があると思われる.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2002-07-20
著者
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