兩端彈性固定の張り出し曲梁
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概要
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一平面内に於て彎曲し、其の彎曲軸の面に垂直なる方向に力を受くる梁を張出し曲梁と名付く。從來も此の種の梁は兩端完全固定なる條件の下に解かれてゐる。本論は兩端が彈性固定なる時を扱つたもので、其の解法方針は、先づ兩端完全固定として扱ひ、其後三浦博士の緊固能率法によつて、完全固定とせる場合の影響を除いて、彈性固定の場合を導いたものである。然して最後に立體剛節架構の一部として曲線状構材が使用せらるゝ時の解法を述べた。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1930-02-25
著者
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