混凝土の疲勞經過に關する研究
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概要
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混凝土の誠驗片に頻度の繰返し壓力を加へ、反覆の進展に伴ひ、加力及び減力の應力變形曲線、ヒステリシス曲線形が如何に變化するかを考究したもので、混凝土の疲勞による破壊は、彈性變形が靜的試驗の破壊直前の彈性變形の値に達した時起ることを明かにし、著者はこれを最大彈性變形の不可侵性と名付けた。又此の關係を擴げ、半ば疲勞せる混凝土の強度σBは次式で與へられると提案す。但し σB=(σB'-σ_ε')+σ_o σB' 疲勞なき試驗片の強度 σ_o 反覆加力の上界應力 σ_ε' 半ば疲勞せる混凝土の上界應力σ_oに於ける彈性變形をεとすれば、εと同じ彈性變形度を與へる靜試驗に於ける應力、
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1933-11-05
著者
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