立體剛節架構
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論説は平面架構に於ける定點法を立體剛節架構に擴張したもので、短形架構ならば、ただ構材の捩れの角を、定點及び分配率を求むる基本公式に併用して扱ひ、其後は完く平面架構に準ずる方法にて各部のモーメントを求めることが出來る。かくて矩形立體架構の解法は甚だ簡單とせられる。矩形立體架構の一部に斜材をもつ場合には、一旦斜材を取り除き矩形部分に對し前期を適用し矩形架構と斜材との接合部に彈性方程式を立てれば、かかる架構も案外容易に解き得る。其の一例として楔形立體架構の解法を添へた。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1930-01-25
著者
関連論文
- 9)外観による鉄筋コンクリート構造物の損傷度調査について(構造I(第1室))
- 主題・大型プレキャストコンクリート組立建築 (材料・施工部会 (昭和33年度四国大会・研究協議会)) (四国連合大会特集)
- 鉄筋コンクリート床版の塑性強度設計法
- 日本學術會議の歩み
- ft=1,400kg/cm^2に對する鐵筋コンクリート梁の許容強度算定表
- 混凝土の疲勞經過に關する研究
- St. 52 を用ひた柱の試驗
- 萬國橋梁・建築學會及び其の第一回國際會議に就て
- 撓角撓度法による剛節架構の安定論
- 柱の限界荷重と固有振動の週期に就て
- 兩端彈性固定の張り出し曲梁
- 立體剛節架構
- 低壓力に於ける砂利混凝土の彈性性質(三)
- 低壓力に於ける砂利混凝土の彈性性質(二)
- 低壓力に於ける砂利混凝土の彈性性質(一)
- 一般高層矩形架構の新解法
- 多張間對稱形高層架構に於ける特定點法の應用
- 軸を外れた偏心荷重をもつ鐡筋混凝土矩形斷面
- 垂直荷重による對稱形高層架構の最大曲能率
- 聯立方程式によらざる高層架構の新解法(三)
- 聯立方程式によらざる高層架構の新解法(二)
- 聯立方程式によらざる高層架構の新解法(一)
- わが建築青春記(8)
- 大詰めに来たか剪断補強問題
- 内藤博士の授賞を祝う(文化功労者・内藤博士への祝辞)
- 北海道の住家
- 混凝土用材料の單位容積の重量測定法に就て
- 通常大會講演録(一) : 直壓力と曲能率とを受ける鐡筋混凝土材の斷面決定法
- 高さ一定ならざる鐡筋混凝土梁
- 鐡筋混凝土柱斷面の諸系數と其の應用